内田がフル出場のシャルケ、CL出場権獲得は最終節に持ち越し

 ブンデスリーガ第33節が11日に行われ、日本代表DF内田篤人の所属するシャルケと、日本代表FW岡崎慎司、DF酒井高徳の所属するシュトゥットガルトが対戦した。内田は先発出場、岡崎はベンチスタートとなった。なお、酒井は前節に受けた警告により、出場停止となっている。

 

 試合は、アウェーのシュトゥットガルトが先制点を奪う。24分、左サイドからイブラヒマ・トラオレがクロスを上げると、ヴェダド・イビシェヴィッチがダイレクトで合わせ、先制に成功した。追加点を狙うシュトゥットガルトだったが、1-0のまま前半を終了した。

 

 前半を1点リードで折り返したシュトゥットガルトは、66分に2点目を奪取。ディフェンスラインの裏に抜け出したクリスティアン・ゲントナーが、中央のイビシェヴィッチへパス。フリーでボールを受けたイビシェヴィッチが冷静にゴールへ流し込み、リードを2点に広げた。ホームで負けられないシャルケは終了間際に1点を返すが、同点ゴールは奪えず。シュトゥットガルトが2-1で勝利を収めている。なお、内田はフル出場、岡崎は71分から途中出場している。

 

 敗れたシャルケは、勝ち点を伸ばすことができず、今節でのチャンピオンズリーグ出場権獲得はならなかった。18日に行われる最終節で、シャルケフライブルクと、シュトゥットガルトマインツとそれぞれ対戦する。