バルサDFアビダルが練習試合に出場し、約1年ぶりの実戦復帰

 バルセロナに所属するフランス代表DFエリック・アビダルが19日に行われたバルセロナB(2部)とイストレス(ナイキ GS)の練習試合に出場し、実戦復帰を果たした。

 アビダルは、2011年3月に肝臓の腫瘍が見つかったため、摘出手術を行い、2カ月後に復帰。しかし、2012年3月には、再発する可能性を下げるために肝臓の移植手術を行った。その後、長らくピッチを離れていたが、リハビリなどの成果により、2月には試合に出場しても問題がないと医師からの許可が下り、実戦復帰は現場の判断のみとなっていた。

 練習試合では、65分間プレーしたアビダル。クラブのメディカルスタッフであるリカルド・プルナ氏は、「いつ復帰できるかを明言はできないが、メンタル面は問題ないし、間近に迫っていると思う。(トップチームに)招集されるまで時間はかからないだろう。あとは監督次第だ」と、アビダルの状態についてコメントしている。