バルサ粉砕のバイエルン指揮官「大勝に我を失うことはない」

 チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグが23日に行われ、バイエルンバルセロナが対戦した。試合は、ホームのバイエルンがドイツ代表MFトーマス・ミュラーの2得点とドイツ代表FWマリオ・ゴメス、オランダ代表FWアルイェン・ロッベンのゴールで、4-0と大勝した。

 

 バイエルンのユップ・ハインケス監督は試合後、勝利を以下のように振り返った。『UEFA.com』が伝えている。

 

「我々は今シーズン、比類なきサッカーを続けている。素晴らしいチームが完成し、ピッチ内外で選手同士の関係も非常に良好となっている。過去2年、優勝から遠ざかったことで、今年こそ栄冠を取りたいという気持ちが高まった。戦術理解もトップレベルに達して、互いのために走り、戦うことをいとわない。今日はその完璧な実例だ」

 

「結果には満足しているが、大勝に我を失うことはないよ。敵地では、難しい90分間が待っていることもわかる。結果を喜ぶのはもちろんだが、それ以上でもそれ以下でもない。バルセロナが相手ならば、戦術を守り抜くことが大切なんだ。今シーズン、他チームを圧倒してきたのは、それがあってこそだよ」

 

 なお、セカンドレグは、バルセロナのホームで5月1日に行われる。